大阪府藤井寺市は、世界文化遺産登録を目指す「百舌鳥(もず)・古市古墳群」(堺、羽曳野、藤井寺の3市)について学ぶ教材として、関連する古墳や埴輪(はにわ)の模型を3Dプリンターで製作した。3Dプリンターで模型化し“さわれる教材”にするのが目的。製作された模型は、4月から市立小学校の授業で活用される予定。

市は、平成23年度から世界遺産学習の副読本として「世界遺産学習ノート 百舌鳥・古市古墳群」を独自教材として作成、小学校の授業で活用している。市では、健常者とともに、視覚に障害のある児童にも、深く学んでもらおうと模型を製作した。

模型製作にあたり、市は府立近つ飛鳥博物館(河南町)が所有する埴輪のレプリカをデータ化。このデータをもとに“さわれる教材”作りを進めた。模型は大きさが5~10センチで、埴輪や鏡など23種類を製作した。

3Dプリンターで製作された埴輪などの模型
3Dプリンターで製作された埴輪などの模型