空機メーカー大手、エアバス(Airbus)の新型機「A350 XWB」は、これまでのどの商用ジェット機よりも多くの部品を3Dプリンターで作製するという。

エアバスでは最新機をスケジュール通りに完成させるため、3Dプリンター市場をけん引する大手メーカー、ストラタシス(Stratasys)と提携した。

両社は2013年から同プロジェクトの共同作業を開始した。「A350 XWB」のために開発された3D印刷技術と素材は、あらゆる航空安全基準を満たしているだけでなく、製造コスト削減、生産工程の短縮化につながるという。

3Dプリンターは少ロット試作だけでなく、実用製品のマスプロダクション(量産)も可能な時代になってきた。

エアバス新型機、部品を3Dプリンターで製造(写真はイメージ)
エアバス新型機、部品を3Dプリンターで製造(写真はイメージ)