3Dプリンタが様々な産業分野、工業、航空宇宙、エネルギー産業、カフェ等のサービス業、や最近では農業でも活用され始めたが、建築プレゼンテーションの分野ではどの程度3Dプリンターの活用が進んでいるのか? 株式会社タイムトゥデイでは建築模型全体の製作も行っているが、ワークサイズが限られているため、スケール(縮尺)やサイズによって異なるが、全ての造形を3Dプリンタで行うのは現実的でない場合もある。 建築プレゼンテーションには3Dプリンタを利用したほうがパースを描くよりも、圧倒的に効率がいい場合がある。中規模マンション、戸建住宅など、それほど規模が大きくない場合はパースではなく3Dプリンタで出力したほうが、早く安価になる可能性が大きい。 3Dモデリングを作成するまでは最近流行のCGパースと作業はほぼ変わらない。その後時間をかけてアングル決めとレンダリングを数十時間繰り返すか、又は1日程度で3Dプリンターで出力し、好きなアングルで撮影をすれば、パースを描くよりより圧倒的に効率が良い。 施主に出力した建築模型を直接見せるほうがインパクトは大きいと思う。 数億円の商談を決める営業マンには強い見方になるだろう。 3Dプリンターで建物全体を出力するのが難しい場合は、添景などの自動車、人物、植栽、構造物では、トラス構造の部分や切削機械では複雑で時間のかかる作業のオブジェなどの工作物や、近年のアトリエ派建築家が多用する3次元曲面を3Dプリンターで部品として利用するのが効率的だ。 施主、建築事務所、ゼネコン、はこれから3Dプリンタを利用したビジネス展開が期待される。

3Dプリンタの建築分野での活用
3Dプリンタの建築分野での活用